ファスフラス・メディソース 人間年齢 14歳 ♀
『マッチ売りの少女』の物語の登場人物として実在したカービィ。
天命の声によって与えられた使命は、
『決められた命の時間の大切さを世に教える事』。
余命12年という枷を付けられ、北の大地で彼女は生まれる。
しかし彼女は貧しい家で義理の両親に虐待を受けられ、
無理難題を押し付けられた毎日を過ごしていた。
別居していた祖母と弟のソルフィオの2人が彼女の心の支えであったが、
嬉しそうな顔を見せる彼女を煙たく思った両親が、その2人を殺害する。
そしてファスフラスは殺人犯に仕立て上げられ、家を追い出される。
行き場を失った彼女は、無理難題の仕事で手提げに大量に入ったままの
売れ残りのマッチを持って、近くの海へと眺めにいく。
その海岸でリトルーシェと知り合い、知り合いの魔女に延命薬を作ってもらったために
『余命12年』の枷は外れ、現在は様々な場所を巡って仲間を増やしている。
ところがその延命薬の副作用が、後に彼女に悲劇を与えることになる。
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